「ウルトラマンライブ プレシャスステージ お父さんはウルトラセブン~大きな背中を超えるその時まで~」の感想

2022/03/20

イベントレポート ウルトラマン

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『ウルトラマンライブ プレシャスステージ お父さんはウルトラセブン~大きな背中を超えるその時まで~』
<佐賀公演>2019年2月3日(日)鳥栖市民文化会館 大ホール

1回目・2回目公演を観劇。
DVD化されることに安心して記憶することを一切放棄した感想。

【第1部】
第1部はボイジャーのライブ。
一曲目で「GEEDの証」が流れた時点でなんだか胸が熱くなって泣いてた。
演出が素敵で! 照明が落とされて真っ暗のなか、両袖のモニターに5、4、3、2、1とカウントダウンが表示される演出ワクワクがすごかった。
今回のステージではペンライトが配られて、ボイジャーライブと2部ショーでペンライトを振って応援するのがすごい新鮮だった。大好きなウルトラマンとボイジャーにペンラ振れるの楽しすぎた。
たけるさんも言ってたけど、ペンラがあると「思いっきり楽しんでいいんだよ」というメッセージが伝わってきて、ほんとに気持ちが盛り上がる。
マンさん、タロウ、ギンガ、ビクトリーの曲のときにそれぞれウルトラ戦士たちが出てきてくれた。
マントのマンさんとタロウすごい優雅で高貴。マント翻しながら観客に手を振って、ステージに膝をついてはお客さんに手を差し伸べて振って。
ギンガの客席アオリが堂に入っててトップアイドルだった。
「ペンラもっと振れよ!」というみたいに拳ガンガン上に突き上げて、両手広げて客席アオリして右袖左袖を走り回って。
ビクトリーは曲に合わせて演武を見せてくれて、最後見事な蹴り技しててかっこよかった。
最後の歌は「ウルトラSing!!」 
好きなウルトラ戦士のポーズをする場面でチアキさんとたけるさんがザナディウム光線してて、エックス好きとしてとてもとてもうれしかった。


【第2部】
・セブンさんがジードの前でゼロに「ゼロ、ああいう粗暴な態度はウルトラ戦士としてよくない」的に叱って、ゼロが「やめてくれよ、後輩の前で恥かかせんなよ」と恥ずかしがってて和んだ。
・タツヤくんの家に呼び出されてしまったジードとゼロ、お父さんが帰ってきそうになって「やばい、ソファーの下に隠れて!」と無茶ぶりされてて笑った。
ソファーの後ろに体押し込めたゼロと、ソファーの横に丸まって頑張って体縮めてるジード。
丸まって体小さくしてるジード、タツヤくんとお父さんが険悪そうになると首伸ばしてソファーの影から様子を窺って、また見つからないように体縮めて、と細かい動作がかわいかった。
・タツヤくんがジードとゼロにウルトラのDVD見せる場面、ジードがせっせとローテーブル片づけてるのが性格出てて毎回和んだ。
・「お父さんはぼくが嫌いなんだ」と悩みを打ち明けるタツヤくんの隣にゼロとジードが座る場面。
人間の男の子の隣に等身大のウルトラ戦士が座るのはすごい貴重な光景。不思議な光景だけど、ウルトラ戦士は子供の味方なんだというのが伝わってきてジンとした。
ゼロが胡坐をかいて、ジードが体操座りだったの性格が出ててよかった。
・お父さんは仕事ばかりで僕なんかどうでもいいんだというタツヤくん。それに対して、「お父さんは家族を守るために働いてるんだぜ」と諭すゼロ。「俺も親父を尊敬してる。親父みたいな戦士になりたいって目標にしてるんだぜ。あ、これ親父には内緒な」
ジードが「お父さんは家族を守るヒーローなんだよ。僕の父さんに比べたら超良いお父さんだよ!」と冗談交じりに言って、しんどみがすごかった。
ゼロの「突っ込みづらい発言すんなよ」まさにそれ。本編後のジードは吹っ切れたからか、自分から自虐ネタ突っ込んでくるからこっちがしんどい。
・ダークロプスゼロ、悪の華という感じで華麗で邪悪でかっこよかった。
タツヤくんの小さな家の中でロプゼロ・ゼロ・ジードが戦う場面、家の中というシチュエーションがレアで面白かった。ロプゼロがテーブルに手をついて蹴り上げるアクションすごかった。ジードとゼロのシンクロ横蹴りもすごかった。
ロプゼロがジードとゼロの両肩につかまって、体グンッと持ち上げて二人に膝蹴りするアクションかっこよかった。
ロプゼロが攻撃されて折れ曲がった首をおもむろにグキッとねじって直す場面、ロボット感マシマシで好きだ。
・エックスめちゃくちゃかっこよかった!ザナディウム光線の腰のねじりが美しすぎる。
エックスが両足で敵をひっかけて床に引きずり倒して、オーブに攻撃させる二人の連携攻撃が見事だった。
エックスのドロップキック!!
めちゃくちゃド迫力で釘付けになった。二回目のドロップキックの高さが半端なくてエグかった。
エックスの肉弾戦で強い戦闘スタイルがとても好き。
・ゾフィーさんが「エックス、君の次元を超える力を借りるぞ」といったとき、ちょっとだけゼロアーマー期待しちゃった。ゼロアーマーはなかったけど、ゾフィーさんがエックスの能力を把握してる事実がうれしい。
今回のショー、ニュージェネ戦士が宇宙警備隊として活躍してる様子が垣間見えてすごいワクワクした。
・エックスのゴモラアーマーびっくりした。ゴモラアーマーだったよね
エックスがアーマーをまとってきた衝撃で記憶がスポーンと抜けて自信がない。はやくDVDで確かめたい。
エックスが敵に胸をガンガン殴られてるときに、ドヤ!!と胸を張ってアーマーで攻撃を防いでいて、すごい頼もしかった。ウルトラマンさんの大胸筋バリアーみたいで逞しい。
・カリバーは投げるもの。
・ベリアルvsセブン、ベリアルvsゼロ、ベリアルvsジードとそれぞれ因縁の対決がこれでもか!と繰り広げられて、見てて大興奮だった。
・ベリアルとセブンさんの一騎打ち、親父同士オラオラメンチきってお互い顔にグーパンするのが泥臭すぎて最高だった。光線技でもプロレス戦闘でもなくグーパン。
グーパンするときのスローモーションみたいな演出にゾクゾクした。
・マグマ兄者とのルーブの一騎打ち。マグマ兄者がその場でぴょんぴょん飛んで準備体操みたいな動作してて、めっちゃめちゃかっこよかった。そこからの超絶アクロバットに圧倒された。ロンダードすごすぎて悲鳴あげてしまった。
・ゾフィーさんとレオが怪獣を逆さに持ち上げて、音楽に合わせて背負い投げするアクションすっごかった。音楽に合わせて、持ち上げたまま数秒ビタっと止まってるのがすごすぎた。
・ガッツ星人の客席降り、両手を両脇にピタッとそろえてステージの上からスンッと垂直に降りてきたからングッwwwと笑ってしまった。オーブの映画思い出した。
・アークベリアル陛下とロイヤルメガマスターの一騎打ち。右手にキングソードを持ち、左手にクローを携えるジードの絶対倒す強い意志に圧倒された。
・ジードが力尽きたべリアルを抱き留める場面。
抱きとめたベリアルをもう一度やさしく抱き直すのがものすごく良かった。やさしく揺すって抱えなおす動作に、ジードのすべての感情が表れてたように見えた。
そしてジードがベリアルの顔にそっと触れるとベリアルの眼光が消えて、それが死者のまぶたを下すしぐさにも思えて胸が震えた。
・完全に電飾が消えたベリアルが床に倒れ伏す場面。これぞ室内ショーの醍醐味というか、テレビのように死体が爆発したり光の粒子になって消滅したりしなくて、ベリアルの死体がそのままその場に残ってるのがリアルで、鳥肌がたった。
・オーブ「それで坊やはどのウルトラマンが好きなんだ?」
エックス「オーブ、野暮なことを聞くんじゃない。みなそれぞれに魅力があるだろう。私なんかビジュアルもいいし、戦闘スタイルも」
レオ「お前たちには渋さがたりない!」(突然割ってはいるレオ兄さん)
ビジュアルと戦闘スタイルをアピールするエックス。2019年エックス大賞受賞エックスありがとうございました最高でした。これが中村悠一ボイスで聞けるなんて。生きててよかった。
エックスはなんたってビジュアルがいいし戦闘スタイルがかっこいい。
割って入る押しが強いレオ兄さんにも笑った。
タツヤくんに「僕はジードがすき!」と言われてがっくりするレオとエックス。レオを「だっせえww」とからかうと、セブンさんに首根っこつかまれて猫の子みたいにぐい~と持ち上げられて回収されるゼロ面白かった。
・タツヤくんとお父さんの演技素敵だった。
闇を振り払ったタツヤくんをお父さんが抱きしめる場面。お父さんがタツヤくんを抱きしめて額をぐりぐりと押し付けてるのが愛情深くてグッときた。
お父さんがタツヤくんの想い出を振り返る場面。タツヤくんが生まれたときのお父さんの「わーい、わーい!」という子供みたいな歓声に、心からの喜びが伝わってきて泣いた。
・一番最後、再登場したウルトラマンとのお別れタイムで、お父さんがタツヤくんの両手をバンザイさせて優しく振ってるのすごい和んだ。


★プレシャスステージ最高でした。
楽しすぎて感動しすぎてキャパを超えて記憶がぶっ飛んでしまったから、はやくDVDでもう一回見直したい。
来年のプレシャスステージも楽しみにしてます。製作者の皆様最高のステージを本当にありがとうございました。

QooQ