「ウルトラヒーローズ EXPO THE LIVE -ウルトラマンゼット編- 」
印象に残ったところ箇条書きまとめ。
【ボイスドラマ】
ユーチューブの配信で毎週楽しみにしてたから、新作が見れて嬉しい!
「名乗るほどのものではないですが…」と練習してるゼット時代劇にかぶれてるのかなw
「良い名前でしょぉ~」って初対面のルーブ兄弟に名前を自慢するゼット。エース兄さんに見せてあげたい。
「何とかプリンの捜索」とカタカナが覚えられないロッソに和んだ。
犬のおまわりさん的善行を積んでるルーブ兄弟ほっこりする。
ほのぼのワードと荒涼とした背景とのギャップがじわる。
「ああいうウルトラマンもありな時代なんすねえ」としみじみ言うゼット、ゼットもたいがい自由奔放な新時代のウルトラマンだよ笑
【第一部 「出動!宇宙警備隊初任務!」】
ハルキとゼット、それぞれの特訓風景を同時に見せてくれるのワクワクする。
両袖から走ってきて背中合わせで戦闘ポーズをとるゼットとハルキ。
違う場所、違う時間で戦ってるふたりだけど、バディ感が伝わってくる。
二人の戦闘と「Z!」の歌詞がシンクロしてて、そして曲に合わせてゼットのエフェクトが現れるのすっごいカッコいい。
編集センスががはんぱない。
配信ならではの楽しませ方してくれるの嬉しい。
ゼットの門出を祝ってくれるエースとヒカリ、そしてゼロ。
エースから「宇宙警備隊入隊おめでとう」と優しい声をかけられていたり、ゼットは愛して慈しんでくれてるひとたちから期待されて見送られていたんだな。
テレビシリーズだとハルキにスポットライトが当たりがちだったから、ゼットの背景がこうして見られて嬉しい。
ゼロに絡む浮かれたゼットの声と、厚かましくてちょこまかした動きがすごくかわいい。
「暑い。寄んないで」「シッシッ!」と、かわいい弟子を虫追い払うようなマントさばきであしらうゼロに和んだ。
ゼットに指令を出すゾフィー隊長の司令ボイス尊い。
生身でタイラントと戦えるのリクしかいない。
ジードの飛び膝蹴り高い!かっこよ!
怪獣に襲われる宇宙人を助けるゼットの飛び蹴り、打点高くてキマってる。
「おさがりなさい!」
「ウルトラマンゼットの初陣だあ!」
「大人しくお縄につけ!」
初陣に気負ったゼットの、時代劇の捕物帳にかぶれたようなセリフの数々に笑った。
初陣ながら巧みな戦い方で勝ったのに、言葉が通じなくてあんなに練習した名乗りができないゼット。
功名心が強いというより、尊敬するエース兄さんから頂いた名前を名乗りたいってう無邪気さが伝わってきて、ぐっとくる。
そういうフレッシュな気負いを、清々しく描写してくれるのすごくいいなあ。
ジードに締められて死んだふりするこっすい戦い方w
ゼロの戦友と聞いて、内心(やらかした…)と焦って、ジードの身体の汚れを払うこっすい仕草に笑った。
ジードのピンチに現れるべリアル。
べリアルがジードと共闘するときのメロディアスな曲調が、ジードの「父親を信じたい」「でもありえない」という複雑が伝わってきて、見てるこっちも不安を掻き立てられる。
「どこのガラわるい集団かと思ったらゼロたちじゃん!」
ブルものすごいセリフぶっこんでくるなw
ブルじゃないと言えないセリフに声出して笑った。
べリアルにお礼するルーブ兄弟が近所の雷親父にかしこまる悪ガキみたい。
鉄の扉を力づくでぶっ壊すベリアルとゼロ、正反対な二人なのに短気なところがそっくりで笑った。
偽物のべリアルだとわかってはいても、本当に仲間になったらこんな感じだったのかな、と思えて楽しいシーン。
ゼロとべリアルの光線が頭上をかすめて、きゅっと縮こまって怯えるゼットが可哀想で可愛くて笑った。
ゼロの迫力に圧されて、大好きな師匠が近づいてきてもきゅっと縮こまるゼットが可愛い。
「ウルトラびっくりしました~」「大丈夫?」ってブルに駆け寄るの可愛い。
人間臭い若者ウルトラマン二人の絡みが新鮮で楽しい。
シリアスとコミカルの緩急がスパイスになってて引き込まれる。
「これでも親子。姿形が同じなだけでは騙されません」
「一度でいいから父さんと肩を並べて戦ってみたかった」
べリアルが光のウルトラマンになったと嘘をついてでも、べリアルと一緒に過ごしたかったジードの気持ちが切ない。
親を恋しく思うあまりの、ジードの健気で純粋な愚かさが胸に突き刺さる。
赤く点滅する大きな目を手で覆い、身を捩って苦悶するジードの姿が痛々しい。
「僕の家族は仲間たち」の台詞をふまえて、ゼロが「お前の家族は俺たちだろ!」と駆け寄ってくれる場面。
ジード本編から繋がるふたりの絆が伝わってくる。
バット星人の手を取る所ハラハラしたよ!!ほんとビビらせて!
高笑いするバット星人からジードを守るみたいに並んで立ち向かうルーブ兄弟の後ろ姿頼もしいな。
メタいけど、最近のグッズ展開をちゃんと把握してる闇の軍勢賢いな…。
カイザーべリアルマントを羽織ったジードダークネスってみんながあまりにも見たかったやつ。
抑揚がなく、無邪気さのある本人声が恐ろしさを掻き立てる。
ジードダークネスの緩急があって力強いアクションかっこいい。
同じ蹴り足で左右のジードとゼロに蹴りぶちこむのかっこよすぎ。
師匠たちが倒れてしまって、ステージにぺたんと座り込んでしまうジードとゼット。
ウルトラマンらしからぬ弱弱しい姿、ふたりのショックを如実に伝えてくる。
放心しているジードを見て、ゼロの言葉を思い出して、「俺がやらなきゃ、俺が守るんだ」と立ち上がるゼットの姿に泣きそうになった。
怖いのに気持ちを奮い立たせてるのが分かる声と演技、声優さんもアクターさんもすごいな。
「心の痛みをたくさん知ってるジード先輩だからこそ、誰よりも優しくなれたんだと思います」
「だからきっと素敵な仲間があなたに集まったんです」
自分よりうんと強い敵たちに組み付きながら、必死でジードを励ますゼットの姿、もう立派なウルトラマンだよ。
やっと大事なことに気づいたジードの後ろ姿が大くて頼もしい。
「よく耐えた、お前たち」
助けに来てくれたエースとヒカリ。
大好きな二人の名前を呼ぶ、ほっとして喜色に満ちたゼットの声が良い。
テレビシリーズだとお話の展開上入れられなかったり、やはりご都合展開に見えてしまいがちなロマンある展開を、こうドラマチックに感動的に描いてくれるのがショーの醍醐味だなと思った。
自分の肩に手をおくゼットを見て、力強く頷くエースが尊い。
そしてゼットの蹴りがかっこいい。
戦士達の一撃とともに、画面にZマークの光芒が現れるのなんともニクい演出。
配信の動画でも楽しませてくれるのありがたい。
ゼロセブン親子がステージ上でさりげなくお揃いポーズで拳突きあげてるの素敵。
ジードとジードダークネスの戦い。
お互いの存在意義をかけた戦いって感じでヒリヒリする。
ジードがジドダのカラータイマーを掴んだり、ジドダがジードの口を塞いだり、死闘感と子供同士のケンカの雰囲気が混じり合ってて凄まじかった。
ただ一人で戦いにでてきたゼットを振り返って、加勢するんじゃなくてただ見守って去っていくエース。
エースの所作の端々に、ゼットへの愛情が感じられて素敵。
「ZERO to INFINITY」の「俺が連れて行くから この手を取って行こうぜ」の歌詞とともにゼロがゼットの手を取って立ち上がらせるのすごくいい…。
ゼロと出会って世界が変わったゼットが、この歌詞を戦闘曲にしてゼロと共闘するのあまりにもよすぎる。
バット星人に致命傷くらわせて、師匠に褒めて!って感じで駆け寄っていくゼットかわいい。
ジードダークネスに殺されそうになったリクをべリアルが助けに現れる場面。
リクの演技でこの場面見られると思わなくて心臓が跳ね上がった。
スポットライトに照らされてスモーク越しに現れてるロイヤルメガマスターの神々しさ。
BGMがものすごくいいな…。光と闇の若き王同士の死闘、ひたすら見入る。
ジードクローとキングソードの両刀で戦うロイメガの絶対倒す迫力に圧倒される。
お父さんはウルトラセブンのときのロイメガ思い出した。
セブンの「お前が進むその道、我々もともに歩かせてくれるか」の励ましが本当に優しくてぐっとくる。
ジードの弱さをあえて責めないで、包み込んで励ますところにセブンの大きな親心を感じる。
「ウルトラマンはむやみやたらと名乗るんじゃなくて、呼んでもらうことに意味があるんですね」
警備隊員として独り立ちできたことが嬉しくて、むやみに名乗りたがっていたゼットが反省する場面。今まで描写が伏線になってここで生きてくるの良いな。
「ああ、その通りだ」
エース兄さんの力強い声。
「ご唱和って…」とゼットの妙な言葉遣いに突っ込むのはゼロ担当なんだ。
本編でもそうだったけど、エースはゼットのすべてを受け入れて全肯定するというか、個性を伸び伸び育てている感じで和む。
【第二部「宇宙要塞迎撃作戦!」】
冒頭から正座してるハルキかわいいな。
地面にささってるベリアロクがハッチポッチステーションみがあってほのぼのする。
「戦闘態勢に入れ、奴が来るぞぉ!」と恐れられているゼット、災厄みたいな扱い。
ゼロ師匠のように、宇宙のならず者たちに名前が響き渡っているんだな。
腕組みして仁王立ちしてるデルタライズクロ―が偉そうでなんか好き。
「ペース配分間違えましたなあ」でデルタライズクロ―が首捻った後、ベリアロクも首こてんと傾げてたのが細かくて笑った。
メビウスの側宙?すっごい。
メビウス・タイガのダブル側転鮮やか。目とカメラワークが足りない。
メビウスの片手側転かっこいい。
バロッサ星人が話してる間にも、デルタライズクロ―の手元でベリアロクがきょろきょろしててつい視線がいってしまう。
デルタライズクロ―より先に、話してる相手の方を向く物見高いベリアロク。
デルタライズクロ―の演技が細かくて楽しい。
ベリアロクとのシーンはここだけなのに、演技が面白くて印象に残りまくる。
ゼロの「援軍待ってるぜ!」にピンチ感がなくて「遊びに来てくれるの待ってるぜ」的な軽やかなノリなのがゼロ師匠さすがつよい。
宇宙移動要塞のCG凝ってて綺麗だな~。
メビウスのバク転すごい。アクロバットはんぱない。
ストロングコロナゼロ・ベータスマッシュ・フォトンアースの力自慢3人の戦いが熱い。
ベータスマッシュが後ろで力を貯めつつ、あえて師匠と先輩に露払いをさせてバキシムにエルボー技ぶち込むのがプロレスのタッグマッチっぽくて興奮した。
ジャグラーはZ本編を経ても自分がどう在りたいのかを迷い続けて、揺らいでるところがすごく人間臭くていいな。
オーブはウルトラマンとして精神が確立してて揺るがないけど、ジャグラーはシリーズを重ねていくごとにくるくると考え方も立ち位置も変容して、成長(老成ともいえる)していくのが魅力だと思っていて。
オリジンサーガでの若き日の軍人(指揮官)のジャグラーが彼の本質だと思うから、ザライブではトリックスターではなくヘビクラ隊長のジャグラーが存分に見られて嬉しかった。
あと、言動のはしばしに、濃い縁が出来てしまった地球人たちを、ハルキを愛おしく思っているのが滲んでいて胸がぎゅっとなった。
ジャグラーの「総員配置につけ」のセリフとともに、スクリーンに戦士達の陰影が浮かび上がるシーンかっっっこいい。
ハリウッドの宇宙映画みたいで痺れた。
ハルキとゼットは一体化してるはずだけど、生身のハルキとゼットがそれぞれの大事な人と挨拶する演出素敵。
ゼットの「守り抜きましょう、愛する地球を」のストレートなセリフ、地球人としてものすごくうれしくなるな。
気に食わない光の戦士達に囲まれていても、「GOストレイジ!」の掛け声をかけて部下たちの志気を高めてくれるジャグラーの心意気に惚れる。
トライスクワッドとUFZの共同戦線は見たかったドリームマッチの連続でひたすら楽しい。
お揃いのマッチョポーズを決めるタイタスとグレン、パルクールのような超絶アクロ決めまくるミラーナイトとフーマ。
キリエロイドのぬるっと滑らかな動きもかっこいい。
エックスダークネスが出てきたらエックスダークネスのことしか目に入らなくなってしまう。
ゼロとタイガ相手に頑張ってたよエクダは…。
二人のアウーバチード的ダブルキックを受け止め、スパイラル着地をきめる流れがかっこよかった。
ゼット対バキシム。
バキシムのツノを確実に蹴り上げる蹴りがエース兄さんぽくてかっこいい。
「俺たちが道を作る。お前たちは先へ進むんだ」
エースのセリフの重さ。
パンチレーザー、バーチカルギロチン、メタリウム光線の間髪いれずの3連発があまりにも渋すぎる。
軽くほこりを払う仕草の貫禄に痺れた。
オーブダークとジャグラーの因縁の戦いあまりにもみんなが見たかったやつ。
ジャグラーの剣殺陣が鮮やかで鋭くて痺れる。
オブダの重くて俊敏な剣筋と、熟練の剣士という感じのジャグラーの丁々発止の剣戟に見入った。
最後、ヨーコ先輩に花を持たせるのもジャグラーらしくて素敵。
ガンマフューチャーのパルクールのようなブレイクダンスのような、優美で華麗な戦いかっこいい。
バルタン族の最終兵器、グロテスクすぎて肝が縮み上がった。
両脇のワサワサしてるヒト型がグロすぎる。
「ゼット、お前が終わらせるんだ。最後の勇者として」
「お前ならやれる。俺の弟子なんだろう」
ゼットが尊敬する二人から励まされて、とどめを刺す流れが好きすぎて。
ハルキとゼットが一体化を解いて、2人で立ち向かうシーン鳥肌立った。
シンクロ攻撃する二人、ハルキの荒い息遣いの臨場感がすごい。
よろけた二人をジャグラーとゼロ、それぞれの師が抱き留める場面涙腺がぐわっと緩んでしまった。
指令を出す以外は控えめにしていたジャグラーが、さっと駆け寄ってくるところ胸が熱くなった。
目を合わせて、軽く頷いて、背中を叩いてハルキを送り出す所作の愛情深さ。
等身大のヒーローが戦うショーだからこその演出でものすごく好きだった。
スクリーンの向こうに去って行ってしまうジャグラーが切ない。
けど光の戦士達とはあくまでも違う立場を貫くジャグラーの矜持なんだろうな。
コロナ禍をふまえたエースのセリフが心に染みわたる。
去り際、指二本シュッてして挨拶してくれるエースに惚れてしまう。
二部は、テレビシリーズを経ていっそう成長したゼットが、エース兄さんから「お前が終わらせるんだ、最後の勇者として」・ゼロから「俺の弟子なんだろう」と英雄として認められる英雄譚だった。
テレビシリーズは地球の大事な人たちの協力を得てハルキが英雄になるお話だったから、その対比としてゼットのお話が見られて嬉しかったな。
劇場版ゼットのようだった。
テレビシリーズで成長したハルキが、逆に上司であり師のようなジャグラーに気づきを与える存在になっていたのも熱かった。
★★★
坂口さんの脚本と演出が大好きなので、拝見できてとても幸せでした。
ワンシーンワンシーンに好きが詰まってて、見ている最中早く続きが見たいけど見終わるのが惜しい気持ちでいっぱいでした。
制作者の皆様、出演者の皆様、ショーに関わるすべての皆様、最高のショーをありがとうございました。
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